肉離れ
- スポーツなどで急に強い痛みが起こった
- 痛みのある場所が晴れている
- 内出血があったり、痛む場所が触ると凹んでいる
- 痛みが出た瞬間、ブチッと切れるような音がした
- 患部に力が入らない
肉離れは正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。
スポーツを行うなかで、急に無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。
筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。
しっかり治療をしないと肉離れを繰り返したり、慢性的な痛みが取れないこともあるので、そのまま放置せず、まずはご相談ください!
肉離れの症状は?
肉離れが起こると患部に激痛が走り、それ以上運動を続けられなくなります。
ときには筋肉が断裂した瞬間に「プチッ」という音が聞こえたり、断裂した衝撃を感じることもあります。
また、痛みのある部位が腫れたり、熱をもったり、力が入らなくなったり、筋肉に凹みや内出血による変色が生じてくることもあります。
肉離れは筋肉の状態によって起こりやすくなります。冬場や筋肉が冷えていると筋肉が収縮しやすくなります。
準備運動不足や、筋肉疲労の蓄積も筋肉が硬くなり、肉離れが起こりやすくなる要因です。
水分不足も、肉離れを起こす大きな要因です。
体内の水分が不足すると、水分不足になった筋肉は柔軟性を失い、硬くなり、肉離れを起こしやすくなります。
肉離れが起こりやすい場所は?
①ハムストリングス(太もも裏の筋肉)
②大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)
③内転筋(内ももの筋肉)
④腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)
によく起こります。
ふくらはぎや太ももの肉離れは、特にスポーツ中に起こりやすく、スポーツ中の急な動きで負担がかかり、筋肉の状態によって肉離れを起こします。
またスポーツによる肉離れは、下半身の筋肉に起こることが多いです。
さくらメディカルグループの肉離れ治療は
肉離れの回復を早めるためには正しい応急処置が重要です。「RICE処置」という方法を用います。RICE処置は、以下の4つの手順でおこないます。
- 安静(Rest):
患部をなるべく動かさないよう、タオルや添え木などを当てて固定 - 冷却(Icing):
患部を氷などで冷やして、炎症を減らして痛みを抑える - 圧迫(Compression):
患部にテープなどで圧迫を加えて、腫れや内出血を抑える - 挙上(Elevation):
患部を心臓より高い位置に挙げて、腫れを防ぐ
基本的な応急処置を行い、痛みの軽減や、筋肉の傷の回復を早めるために手技療法(マッサージ)を行なったり、超音波治療器などを併用していきます。
痛みの軽減のためには、ハイボルト治療や、鍼灸治療も効果的です。
症状の経過を見ながら、テーピングを行なったり、ストレッチ指導なども行います。
痛みを残さないよう、怪我を繰り返さないよう、治療していきます。
肉離れを起こしてしまったら、できるだけ早くさくらメディカル整骨院グループにご相談ください!