外反母趾

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  • 靴を履くと親指の付け根が擦れて痛む
  • 足の指のつけ根が変形している
  • 少し歩くだけで足が疲れる
  • 親指の付け根が腫れている

外反母趾は整骨院で改善する?

  • 外反母趾の施術の様子
  • 整骨院では、外反母趾に対する施術は、症状の進行を抑えたり、痛みを軽減したり、関節の柔軟性を高めたりすることを目的としています。
     
    主に、以下のような施術を行います。
    ・筋肉の調整、マッサージ
    ・テーピング
     
    外反母趾の重度が進んでいる場合や、骨の変形が顕著な場合には、整形外科での手術や専用の治療器具の使用が検討されることがあります。外反母趾を完全に治すためには、症状の程度や原因に応じた総合的なアプローチが必要となります。
     

外反母趾でお悩みの方へ

外反母趾など足のトラブルでお悩みではありませんか?足のトラブルは全身に影響を及ぼし、カラダのゆがみやさまざまな不調を引き起こす原因になってしまいます。
 
外反母趾は足の代表的なトラブルの1つで、足の親指のつけ根にゆがみが生じます。こうした足のトラブルは放置してしまう方も多いですが、悪化してしまうと歩行にも影響してしまいます。
 
外反母趾は、足に起こるトラブルの代表的なものです。どのようなトラブルなのでしょうか?

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指のつけ根に生じる変形です。親指のつけ根あたりが「く」の字に出っ張ってしまいます。
 
遺伝によって人差し指より親指が長い方は、外反母趾を発症しやすいといわれています。しかし、生活習慣やカラダのゆがみなど後天的なことが原因で発症することが多いです。

 

外反母趾の症状

  • バニオンが生じる
  • バニオンとは、外反母趾によって足の親指のつけ根が大きくなったことをいいます。

    皮下滑膜包炎が起こっている状態で、痛みや腫れをともないます。

 

  • 関節の脱臼
  • 外反母趾では親指が人差し指に向かって倒れこみます。

    進行すると変形が悪化し、関節を脱臼する場合があります。

 

  • 胼胝(べんち)が生じる
  • 外反母趾によって足のアーチが失われてしまうと、本来体重を支えるべきではない部分で体重を支えることになります。

    そうすると、足の裏に胼胝(べんち)と呼ばれるいわゆる足にタコができてしまいます。

    無症状の場合も多いですが、痛みをともなう場合もあります。

  • 外反母趾イラスト

外反母趾の原因

  • ハイヒール
  • ハイヒールはかかとが高く、つま先立ちの状態になります。そのため、身体の重みを足の前側で支えることになり、大きな負荷が加わります。
     
    さらに、ハイヒールは足先が狭いため指先を広げることができず、親指が人差し指の方へと曲がってしまいます。この状態が長時間続くことで外反母趾が生じます。

 

  • 関節リウマチの合併症
  • 免疫異常によって関節に炎症が起こる病気です。関節リウマチによって足の関節に炎症が起こった影響で外反母趾が生じることもあります。

さくらメディカル整骨院の
「外反母趾」に対する施術

外反母趾は、痛みがではじめた・痛みを悪化させたくないという段階であれば整骨院での処置で改善ができます。
 
さくらメディカル整骨院グループでは、外反母趾に対してさまざまな施術法でアプローチを行います。 
 

  • 手技(マッサージ)
  • 外反母趾では足の筋肉が硬くなってしまっていることが多いです。
     
    こうした場合、手技(マッサージ)で筋肉をほぐして柔軟性を取り戻します。
     
    手技(マッサージ)によって、足の骨格と筋肉を整え、痛まない位置へ母趾を誘導することで、痛みを和らげることが期待できます。

  • テーピング
  • テーピングを使って母趾を正しい位置に固定します。外反母趾を悪化させないためのテーピングを行います。
     

  • 超音波
  • 外反母趾が原因で炎症を起こしている場合、超音波療法の非温熱作用で炎症の抑制を行います。
     
    炎症が抑制することで痛みの緩和が期待できます。
     

「外反母趾」に対する施術方針

  • 初期段階
  • 痛みがあるうちは、定期的にテーピングを行い、マッサージを行います。

 

  • 中期段階
  • 痛みが軽減し始めたら、頻度を減らしながら、テーピングとマッサージを続けます。

 

  • 維持段階
  • 痛みがほとんどなくなり、親指の位置が安定してきたら、週に1回の頻度でマッサージを行います。

外反母趾の場合、足にかかる負荷で痛みが悪化してしまいます。カラダに歪みがあると、足に過剰な負担がかかるため 外反母趾が生じやすくなります。
 
そのため、骨盤矯正で身体のゆがみを整えていき、足にかかる負担を軽減します。
 
筋力が低下しても外反母趾や扁平足は起こりやすくなるため、筋トレ指導やEMSによるトレーニングも行っています。
 
ただし、完全に骨が変形してしまっていて、歩行が困難なくらいの激しい痛みがある場合は、すぐに整形外科に行くことをお勧めいたします。
 
外反母趾を放置していると 変形が進み、悪化してしまいます。
 
気付いたときには、完治が難しい状態になっていることも珍しくありません。手術を避けるためにも、早い段階で、整骨院に相談するとをお勧めいたします。

「外反母趾」を発症した際の対処法

自力で改善することは難しいですが、次の点に注意して対処することで悪化を防ぐことができます。
 
外反母趾になってしまった場合、放っておけば悪化して歩き方や全身に影響を及ぼすようになってしまいます。
 

  • ストレッチをする
  • 外反母趾の足は負荷が過剰に加わり、筋肉が硬くなってしまっています。
     
    変形している親指のつけ根を、手でゆっくりと外側に開くストレッチを行いましょう。筋肉の緊張がほぐれると、外反母趾にかかる負荷が軽減されます。

  • インソール
  • インソールを使用することで、足にかかる負担を軽減することができます。正しい歩き方も身につけやすくなり、根本からの改善が期待できます。

 

  • ハイヒールを避ける
  • つま先に負担がかかると外反母趾は悪化しやすいです。長時間靴を履くような場合には、運動靴やフラットシューズを選ぶようにしましょう。

  • ハイヒールを履いた女性

外反母趾」にならないための予防法

  • 日頃から正しい歩行を心がけましょう
  • 外反母趾は、日常の習慣が原因で生じることが多いです。外反母趾にならないためには日常の習慣の見直しを行いましょう。

 

  • 自分の足にあった靴を選ぶ
  • 自分の足に合わない靴は足に過剰な負担をかけてしまい、外反母趾を引き起こしやすくなります。
     
    サイズが小さすぎても大きすぎても負担がかかるため、しっかりと足に合うサイズを選ぶ必要があります。
     
    また、足先のとがった靴やハイヒールは足にかかる負担が大きいため、長時間履くことは避けるべきです。

 

  • 足のストレッチをする
  • 足指や足裏を動かしていないと、筋力が低下して外反母趾の発症リスクが高まります。手で外側や内側に向かって引っ張るなどしてストレッチしましょう。

「外反母趾」に似ている疾患

足に痛みが生じている場合、外反母趾だけではなく他の疾患が隠れている場合があります。外反母趾に類似する足の疾患には、次のようなものが挙げられます。

 

  • 足底筋膜炎
  • 足裏にある筋膜が炎症を起こし、足裏に痛みが生じる疾患です。扁平足が原因で生じることも多く、歩き始めに痛みをともないます。

 

  • 開帳足
  • 親指と小指のつけ根までの足幅が広がり、指のつけ根のアーチ構造が崩れている状態です。進行すると外反母趾や扁平足など足のトラブルを引き起こす原因になります。

「外反母趾」に関するよくある質問

 

  • 外反母趾は改善しますか?
  • 適切に対処すれば改善が期待できます。

 

  • 外反母趾はどれくらいの角度になると重度ですか?
  • 30度~40度で重度と言われていますが、角度よりも痛みや腫れの症状が強い方が重症度が高いと言えます。

 

  • 外反母趾は男女関係なく生じますか?
  • 男性に生じることもありますが、多くは女性に発症します。

 

  • 外反母趾は子どもに遺伝しますか?
  • 骨格などは遺伝するため、外反母趾になりやすいかどうかは遺伝することもあります。親御さんが外反母趾の場合はお子さまの靴に気をつけるなどして予防を心がけてください。

 

  • 外反母趾はどんな人がなりやすいですか?
  • ハイヒールを頻繁に履く方や足に合わない靴を履いている方に起こりやすいです。

 

  • 外反母趾は手術が必要ですか?
  • 親指が人差し指に入り込んでしまっているようなケースでは手術することもありますが、軽度であれば手術をせずに改善を目指すこともできます。

 

  • インソールで改善されない場合、どうすればいいですか?
  • ご自身の足にあっていないインソールを使用している可能性があります。一度、整骨院へご相談ください。

 

  • 足を鍛える運動方法を教えてください。
  • 床にタオルを置き、足指でたぐり寄せる動きは足指を鍛えることができます。