ひざの痛みの基礎知識

 

膝痛でお悩みの方へ

 

「歩き始めに膝が痛い」
「立ち上がるときにズキッとする」
 
そんな膝の痛みにお悩みではありませんか?
 
ひざの痛みは、スポーツをしているお子さまから中高年・高齢者の方まで、あらゆる年代に見られる症状のひとつです。
 
ひざ関節は、日常の動作や体重を支える大切な部位であるため、知らず知らずのうちに大きな負担がかかっています。
 
わずかな違和感でも、放っておくと悪化して歩行が困難になることもあります。
 
「なんとなく膝が痛む」
「立っているだけでも膝がうずく」
 
など、気になるひざの痛みがある方は、お早めにお近くのさくらメディカル整骨院グループへご相談ください。
 
原因に合わせた施術で、早期改善を目指します。

 

  • ひざの痛み

 

膝の役割とは?

 

ひざの主な役割は、体重を支え、地面から伝わる衝撃を吸収することです。
 
歩いたり走ったりすると、ひざには体重の何倍もの負荷がかかると言われています。
 
この負荷は半月板によって吸収・分散されており、半月板がひざ関節へのダメージを防いでいます。

 

  • ひざのイラスト

ひざの痛みの主な原因

 

    オーバーユース

  • 関節の骨と靱帯、腱が付着する部分は、特に負担が集中しやすいと言われています。
     
    スポーツや仕事などで、ひざの曲げ伸ばしを繰り返していると、ひざの靱帯や腱に負担がかかり炎症が生じ、痛みが起こります。
     
    ダッシュやジャンプをともなうサッカー、バレー、バスケットボールなどに注意が必要です。

 

    肥満

  • ひざ関節は、体重を支えている重要な関節です。
     
    体重が60kgであれば、膝関節には200kg以上の負担が掛かっていると言われています。
     
    体重が増えれば増えるほど、ひざ関節にかかる負担も大きくなるため、ひざを痛めやすくなります。

 

ひざに痛みが出る疾患は?

 

    半月板損傷

  • 半月板とは、膝関節にある軟骨の板です。
     
    内側と外側にそれぞれあり、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
     
    ひざの痛みは、スポーツや加齢などによって半月板が損傷することで起こるケースがあります。

 

  • 施術の様子

 

 

    ひざ靱帯損傷

  • ひざには、内側側副靱帯や外側側副靱帯、前十字靱帯、後十字靱帯があります。
     
    スポーツや交通事故などでひざに大きな衝撃が加わると、これらの靱帯が傷つき、ひざに痛みを覚えることがあります。

 

    変形性ひざ関節症

  • ひざの軟骨がすり減ることによって痛みが出現する疾患です。
     
    ひざ関節が変形し、歩行が困難になることもあります。

 

    鵞足炎

  • 鵞足(がそく)とは、脛骨というすねの骨と筋肉が結びつく部分のことです。

     

    ひざの曲げ伸ばしやひねる動作を繰り返すことで、鵞足に負荷がかかり、痛みが出ることがあります。

 

ひざの痛みを発症した際の

対処法

 

    (急性の場合)冷やす

  • 熱を持ったような痛みがあるようであれば、ひざ関節で炎症が起きている可能性があります。
     
    そのような場合は、冷やすことで炎症の広がりを抑えられます。
     
    タオルでくるんだ保冷剤や氷のうなどを痛みのある部分に当てましょう。
     
    冷やしすぎると凍傷になる可能性があるので、ひざの感覚がなくなったらすぐに外してください。

 

    (急性の場合)安静にする

  • 無理にひざを動かそうとすると、症状が悪化する可能性があります。強い痛みを感じるときは安静を心がけましょう。

 

    (慢性の場合)温める

  • 慢性の痛みの場合、ひざ周りの筋肉が硬くなり、血行が悪くなっていることがあります。
     
    そのようなときは、温めることで筋肉がほぐれやすくなります。
     
    湯船に浸かったり蒸しタオルで温めたりしましょう。

 

  • 施術の様子

 

    (慢性の場合)ストレッチをする

  • 太ももの大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎのヒラメ筋や腓腹筋(ひふくきん)が硬くなっていると、ひざ関節に負担がかかりやすくなります。
     
    下半身のストレッチを重点的におこない、筋肉の柔軟性を保ちましょう。

 

ひざ痛の予防法

 

ひざの痛みを予防するためには、普段から次のようなことを意識することが大切です。

 

    階段の手すりを使う

  • 階段を上り下りする際は、ひざを大きく曲げるため、歩くときの何倍もの負荷が加わっていると言われています。
     
    階段をつかう際は手すりをつかい、ひざへの負担を軽減しましょう。

 

    ウォーキング

  • ウォーキングは、有酸素運動の代表格です。全身の筋肉をバランスよく動かすことで、筋力や柔軟性が維持され、ひざへの負担軽減を目指せます。
     
    運動の習慣がない方は、1日30分のウォーキングを週3回行うことからはじめ、徐々に時間や回数を増やしていきましょう。
     
    余裕がある方は、やや速めに歩いてみると、ひざを支える筋肉を鍛えられます。

 

    体重を減らす

  • ひざの痛みには、体重が大きく関係していると言われています。
     
    ひざの痛みが心配な方は、体重を上手にコントロールしましょう。
     
    食生活が乱れているようであれば、甘いものや脂っこいものを減らし、1日3食栄養バランスを意識した食事に変えましょう。
     
    ただし、無理な食事制限は失敗しやすいのでおすすめしません。
     
    また、消費カロリーを増やすために、ウォーキングやジョギングなどの運動を習慣化するのもよいと言われています。

 

 

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