自律神経失調症
- 慢性的な疲労感やダルさを感じている
- 普段から動悸や息苦しさを感じる
- 何事にもやる気が起きない
- 不安感、イライラ、焦りを感じやすい
- 慢性的な頭痛、めまい、吐き気などがある
自律神経は普段から無意識に、全身の器官や機能をコントロールしています。
自律神経には交感神経(活動的、興奮させる)と副交感神経(休息させる、落ち着かせる)があります。
その交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと全身の機能に支障をきたすことで様々な症状が出ます。
自律神経失調症にもいくつかのタイプがあります
1.本態性自律神経失調症
2.神経症型自律神経失調症
3.心身症型自律神経失調症
4.抑うつ型自律神経失調症
自律神経失調症の種類は?
1.本態性自律神経失調症
生まれつき元々持っている体質に原因があるタイプです。交感神経と副交感神経の調節機能が乱れやすい体質です。
低血圧の方や、体力に自信がない虚弱体質の方に多く見られます。日常生活のストレスはあまり関係しません。
2.神経症型自律神経失調症
心理的な影響やストレスが強いタイプです。
自身の体調の変化に敏感で、軽い精神的なストレスでも体調をくずしやすくなります。
感受性が高く、その日その時の精神状態に左右されやすく、感情の変化がそのまま症状として現れます。
3.心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因のタイプです。
心と体の両面に症状があらわれ、自律神経失調症の中でもっとも多いタイプです。
性格が几帳面で真面目で努力家の方がなりやすいです。
4.抑うつ型自律神経失調症
心身症型自律神経失調症が進行することでこのタイプになります。
何をするにもやる気が起きず、気分が沈んでいるといった「うつ症状」が出てきます。
体の症状としても頭痛、微熱、だるさ、食欲不振、不眠などの症状があらわれます。
自律神経失調症になぜなるの?
自律神経は循環器、消化器、呼吸器などの活動がスムーズに行えるように調整するため、自分の意思とは無関係に24時間働き続けています。
自動的に、無意識に、生命維持に欠かせない呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を調整しています。
自律神経とは交感神経と副交感神経の二つを合わせた名称です。
交感神経…体の活動時や昼間に活発になる
副交感神経…安静時や夜に活発になる
この交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態が自律神経失調症です。
自律神経失調症の原因
自律神経のバランスが崩れる誘因には
A)人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労など
B)光、音、急激な気温の変化や寒暖差温度などの身体的ストレスなど
C)慢性的な睡眠不足、不規則な生活、偏った食事など
自律神経失調症の主な症状としては
身体症状…疲れやすい、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩こりなど
症状の個人差が大きく、複数の症状が現れることも多く、同時に3つ、4つの症状が重なることもあります。
精神症状…イライラ、不安感、不眠、集中力の低下、感情の起伏が激しくなるなど
さくらメディカル整骨院グループでの自律神経失調症のケア
自律神経失調症の方は体の緊張やこわばりが起こりやすくなります。
首や肩、背中の筋肉の緊張は「うつ症状」を強くさせたり、息苦しさ、不眠の原因にもなります。
また、心身をリラックスさせることが自律神経失調症の症状の改善にもにつながります 。
さくらメディカル整骨院グループでは手技療法(マッサージ)や温熱療法などで、筋肉の緊張をほぐし、血液循環を改善させ、心身ともにリラックスさせることで症状を緩和させていきます。
また鍼灸治療などで、東洋医学の観点から体の状態を診て、自律神経のバランスを改善していくことも効果的です。
ストレスを受けやすい環境を変えたり、生活リズムを整えるなどをしていくのと同時に、体に出ている症状を緩和させていくことで、患者さんの負担も軽くなっていきます。
自律神経失調症の症状でお悩みの方は一度さくらメディカル整骨院グループにご相談ください!