足底筋膜炎
- 起床時、立ち上がった時に足裏(かかと)に痛みがある
- 運動後に足裏(かかと)に痛みが出る
- 長時間歩いていると足裏(かかと)が痛くなってくる
- 椅子から立ち上がって歩き出しの一歩目が痛い
- 足の裏やかかとのあたりに熱感や重だるさがある
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)は、「かかと」の痛みの原因としては最も頻度の高いものです
足の裏をつま先〜踵(かかと)にかけて、縦に走っている足底筋膜という膜があります
その足底筋膜が踵(かかと)にくっつく場所(付着部)に負担がかかりやすいく、炎症が起きてしまいます
特徴として、中高年の女性に多く見られます
また、運動をよくする方にも見られます
足はかばいながら生活をするのが難しく、常に負担がかかりやすい場所です
放っておいて悪化させてしまう前に、しっかり治しましょう!
どうして足底筋膜炎になるの?
足底筋膜は踵(かかと)とつま先の間に弦のように張っており、歩いたり運動をした時の衝撃を吸収しています
足底筋膜の中でも、その付着部である踵(かかとの)付近に最も負担がかかりやすく、負担が重なると小さな損傷が起きます
損傷がすぐに治ってしまえば足底筋膜炎の症状は起きませんが、年齢を重ねると損傷の治癒が遅れて治りきらない状態になります
損傷が治りきらない状態が続くと、近くの血管や神経に炎症が起こります
足底筋膜の踵(かかと)の付近の血管と神経が炎症を起こし過敏な状態になり、するどい痛みの原因となっていきます
どんな人が足底筋膜炎になりやすい?
足底筋膜炎のなりやすい方の特徴としては…
①40歳〜60歳の方がかかりやすく、女性に多いです
②ランニング、バレエ、エアロビクス、登山などで負担をかけている
③偏平足(土踏まずが低い)、反対にハイアーチ(土踏まずが高すぎる)
④肥満、短期間で体重が増加した方
⑤立ち仕事の方(工場での勤務、教師、接客業など)
⑥普段からヒールの高い靴を履くことが多い
などがあります
さくらメディカル整骨院グループの足底筋膜炎の治療
足底腱膜炎は症状の軽い場合は自然に改善することもありますが、放っておくと治りにくい難治性足底腱膜炎となることがあります
難治性の足底筋膜炎は1年以上、あるいは数年単位で痛みが続きます
適切な治療をすることが治癒への近道です
さくらメディカル整骨院グループの治療は…
足底腱膜の付着部へのストレスを軽減するために、足底腱膜自体の柔軟性を出すことが必要です
足裏の手技治療(マッサージ)をすることで足底腱膜の柔軟性を高めることができます
足裏の土踏まずのあたりを中心に筋肉・筋膜をマッサージしていきます
ただし痛みのある踵の部分などは、マッサージすることで逆に炎症を強くしてしまうこともあるため、注意が必要です
下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)も柔軟性を出すことで、踵の骨を通じて足底筋膜にかかるストレスを緩和することができます
また、ハイボルト治療器や、組織の回復を早める超音波治療器、鍼灸治療なども併用することで効果的に回復を早めてくれます
また足底腱膜炎にはにテーピングも有効です
足にかかる負担を軽減できます
足の状態によってテーピングの巻き方は異なります
扁平足の方の場合と、ハイアーチ(土踏まずが高すぎる方)の場合で巻き方を変えていきます
その他にも、足底腱膜炎に効果的なインソールもご用意いたします
インソールを使用すると足底筋膜にかかるストレスを緩和できます
同じ足底筋膜炎でも、原因も症状の程度も一人一人違っています
さくらメディカル整骨院グループでは、患者さんの症状に合わせた最適な治療メニューをご提案して、1日も早い治癒を目指していきます
足底筋膜炎でお困りの方は是非ご相談ください!