スポーツ外傷・スポーツ障害

スポーツ外傷・スポーツ障害

スポーツによるケガ

スポーツをしているとケガをしてしまう機会も多いでしょう。

スポーツによるケガは大きくわけると2種類があります。

衝撃や転倒など強い外力が加わることで生じる「スポーツ外傷」と、繰り返し外力が加わることで生じる「スポーツ障害」です。

スポーツ外傷とスポーツ障害ではそれぞれケガの状態や種類、原因なども異なります。

スポーツのケガについて知り、適切に対処・予防できるようにしましょう。

スポーツによるケガで
悩んでいませんか?

  1. ケガの対処法を知りたい
  2. スポーツでのケガを予防したい
  3. 繰り返し膝を痛めている
  4. 野球肘やジャンパー膝などのスポーツ障害で悩んでいる
  5. 肉離れの痛みが取れない
  6. 試合が近いのにケガをした
  7. スポーツのパフォーマンスを向上させたい
スポーツを楽しむすべての方へ

スポーツによるケガの主な症状

スポーツ外傷について

スポーツ外傷は、一度の強い衝撃が加わることで起こるケガを指します。

一度の衝撃が発生するため、損傷の原因が明確であるという特徴があります。

スポーツ外傷の種類は、次のとおりです。

捻挫

強い外力によって関節を支える靭帯が損傷している状態です。

痛みや腫れ、内出血などの症状が現れます。

捻挫は損傷度合いによって3段階に分類することができます。

1度は軽傷で靭帯が伸びた状態ですが、2度になると靭帯の一部に亀裂が入ってしまっています。

3度は断裂がみられ、手術が必要になることもあります。

打撲

カラダを部分的に打ちつけ、筋肉や血管などの皮下組織を損傷している状態です。

痛みや腫れをともない、血管が損傷してしまうと皮膚が青紫に変色します。

肉離れ

筋挫傷とも呼ばれ、筋膜や筋繊維が損傷、断裂している状態です。

筋肉が収縮しているときに反対側へ引き伸ばす力が加わることで発生することが多く、急なダッシュをした際に起こりやすいです。

肉離れ

スポーツ外傷の原因

転倒

転倒すると、身体に大きな衝撃が加わることでスポーツ外傷につながります。

日常生活でも不注意や筋力低下によって生じやすいケガです。

衝突

アメフトやラグビーなどのコンタクトスポーツでは、選手同士が激しく衝突することがあります。

その衝撃で負傷することも多いです。

スポーツ障害について

スポーツ障害とは、繰り返し同じ部分に負荷が加わることで生じるケガです。

スポーツ外傷のように一度の衝撃で発生するわけではないため、発症原因が明確ではありません。

スポーツ障害の種類や原因は次のとおりです。

野球肩

投球動作を繰り返すことで肩関節の周辺に痛みが生じるケガです。

野球の投手だけではなく、テニスやバレーボールなどのスポーツでも発症します。

野球肩

オスグッド病

膝の皿の下にある脛骨結節という骨が飛び出してきてしまい、痛みや腫れが生じるケガです。

成長期の子どもに生じやすいスポーツ障害といわれており、脛骨結節の成長線に継続的な負荷がかかることで生じると考えられています。

オスグッド病

ランナー膝

ランニングやジャンプを繰り返すことで腸脛靭帯に炎症が生じている状態です。

膝の外側にうずくような痛みが生じることが特徴です。

スポーツ障害の原因

オーバーユース

同じ部分を使いすぎると、筋肉や靭帯などの組織に疲労が蓄積されていき、ケガが起こりやすくなります。

過度のトレーニングはオーバーユースを引き起こします。

ミスユース

誤ったフォームでスポーツを続けてしまうと、部分的に過剰な負荷がかかりやすくなります。

その負荷が蓄積されることでケガを引き起こします。

肘の痛み

ディスユース

硬い状態の筋肉や関節をいきなり動かせば、負荷に耐えられずに負傷してしまいます。

ストレッチやウォーミングアップが不足しているときに起こります。

特に中高年の方は体力維持のために急にスポーツを始めると、筋肉や関節が硬い状態なのでディスユースによるケガが起こりやすいです。

さくらメディカル整骨院グループの
「スポーツによるケガ」に対する施術

スポーツによるケガは、痛みの緩和や根本の原因にアプローチするような施術で対応します。

スポーツのケガに対する主な施術方法は次のとおりです。

手技(マッサージ)

ケガによって安静にしていると、筋肉や関節などの組織が緊張して硬くなります。

放置しているとケガの回復の遅れや慢性痛を引き起こす原因になってしまいます。

そのため、手技療法で硬くなった組織をマッサージしてほぐしていきます。

また、身体にゆがみがあると、再び同じように負傷した部分に負荷がかかり、ケガの再発を引き起こす場合があります。

そのため、身体のゆがみを整える矯正施術を行うケースもあります。

膝の施術の様子

超音波

スポーツのケガの受傷時は、患部が炎症を起こしています。

超音波療法の非温熱作用は炎症時にも施術することができ、炎症の抑制効果があります。

炎症を抑制し、痛みの緩和を目指します。

仙台幸町 施術の様子

ハイボルト

高圧電気のハイボルトは、深部の筋肉や靭帯にアプローチすることができます。

痛みに特化した電気治療になり、ケガの痛みの緩和が期待できます。

「スポーツによるケガ」への施術方針

スポーツのケガは症状緩和だけではなく、根本の原因から改善を目指して再発予防を行うことが大切です。

さくらメディカル整骨院グループではスポーツのケガに対して、次のように施術を行っていきます。

受傷直後

受傷直後は炎症が強いため、炎症の抑制や炎症の拡大予防が必要です。

包帯やサポーターなどを使用し、患部が動かないように固定します。

痛みが強い場合には、炎症時にも使用できる超音波療法で痛みの緩和を目指します。

回復期

筋肉や関節などの組織が硬くなっていると、ケガの回復が遅れてしまいます。

また、筋肉が硬いままだと負荷がかかりやすく、ケガの再発する可能性が高いです。

そのため、手技療法でしっかりと筋肉や関節をほぐして柔軟性を高めていきます。

痛みが残っている場合には、ハイボルト療法で痛みを取り除く施術も行います。

スポーツによるケガをした際の対処法

スポーツによるケガをした場合、早期対処が損傷の悪化を予防し、早期回復につながります。

受傷直後には応急処置としてPOLICE処置を行ってください。

Protect(保護)

損傷箇所を保護し、悪化や二次的障害を予防します。

包帯三角巾装具などを使用して保護しましょう。

Optimal Loading(適度な負荷)

適度な負荷を与えることで血液や酸素、栄養を負傷箇所に運び、組織の修復を促進します。

適度な負荷をかける方法は、トレーナーや接骨院など専門家へご相談ください。

Ice(冷却)

患部を冷やし、炎症を抑制します。

保冷剤などをタオルで包み、15分ほど冷やしてください。

冷やしすぎると血行不良を起こしてしまうため、再度冷やす際には間隔をあけるようにしましょう。

肉離れ 冷やす

Compression(圧迫)

患部を軽く圧迫し、腫れ内出血を防ぎます。

きつく圧迫すると血行不良が生じるため注意が必要です。

Elevation(挙上)

患部を心臓よりも高い位置に挙げ、腫れや内出血の悪化を防ぎます。

スポーツでケガをしないための予防法

スポーツのケガを予防するために次のような予防法があります。安全にスポーツできるよう心がけましょう。

ウォーミングアップをする

運動前には必ずウォーミングアップをしましょう。

ウォーミングアップをすることで体温が上昇し、筋肉や関節の緊張がほぐれることでケガの予防につながります。

ストレッチウォーキングなどで徐々に身体を温めてください。

ストレッチ

クールダウンする

運動をしたあとクールダウンすることも大切です。

急に運動をやめると血行不良から疲労物質が滞り、疲れが残ってしまいます。

ウォーキングなどで徐々に心拍数を落とすと疲労が残りにくく、ケガの予防につながります。

練習量やフォームを見直す

練習量が多すぎたり、誤ったフォームでスポーツを続けてしまうと、ケガが起こりやすくなります。

カラダの状態にあった練習メニューを組み直し、コーチやトレーナーに定期的にフォームの確認をしてもらうようにしましょう。

スポーツによるケガに関するよくある質問

スポーツ障害とはどのようなものでしょうか
スポーツによって関節、靭帯、腱、骨などに繰り返し外力が加わることで引き起こされる障害のことです。オスグット病、シンスプリント、疲労骨折、腰椎分離症、野球肩、野球肘、テニス肘などがあります。
スポーツのケガを放置するとどうなりますか?
損傷がひどくなったり、回復の遅れを招きます。
スポーツのケガは、整骨院でも施術してもらえますか?
はい。対応しています。ただし、骨折や脱臼は応急処置のみの対応になります。
保険を利用できますか?
はい。保険施術でも対応しています。ただし、保険施術の場合は施術方法の範囲が限られているため、自由施術になるケースもあります。
骨折の場合は医療機関を受診すべきですか?
整骨院では固定で応急処置を行いますが、医療機関で検査していただくこともおすすめします。
通院しながらスポーツも継続できますか?
安静時期が過ぎ、状態が良好であれば通院しながら徐々にスポーツを始めていただけます。
どれくらいで回復しますか?
ケガの状態によって異なります。再発しないようにしっかり改善まで通院を続けましょう。
子どもも、施術をしてもらえますか?
はい。お子さまの施術も可能です。
成長痛なのかスポーツのケガなのか判断ができません。
成長期のお子さまはスポーツによるケガも起こりやすいため、自己判断せずに整骨院にご相談ください。
痛みが落ちついてきたら通院をやめてもいいですか?
自己判断で通院をやめてしまうと再発や悪化することがあるので、まずはご相談ください。
日常生活の中でケガをした場合でも施術してもらえますか?
はい。原因に関係なくケガの状態を確認して施術を行います。
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私たちが作成しました

さくらメディカル株式会社
代表取締役 鈴木拓

さくらメディカル株式会社代表鈴木拓

開業以来、「すべてのお客様は、自分の家族である」という想いを大切に施術に当たっています。90歳を過ぎた家族が「明日、旅行行くから!」と、元気に笑って出かけて行く。そんな社会を実現したいと本気で考えています。

そのためにも、施術技術・接遇レベルの向上はもちろんのこと、カラダもココロも元気になれる院づくりを大切にしています。すべてのお客様の「健康と幸せ」に貢献していけることが私たちの存在価値です。

諦めてしまった方も、一人で悩まずに是非ご相談ください。

  • 柔道整復師(厚生労働省認可、国家資格)
  • 一般社団法人みらい 理事(外部サイト)
  • 「財団法人横浜市スポーツ振興事業団 横浜市体育協会」にて、指導員として、地域の方へ運動を通じた健康づくりに従事
  • 2005年、さくら鍼灸整骨院を神奈川県横浜市に開業
  • 現在は、神奈川県・東京都・千葉県・宮城県・愛知県に 39院の整骨院と神奈川県内に4店舗の児童デイサービス、高齢者リハビリデイサービスを展開

さくらメディカル株式会社
冨塚 善紀

資格取得

  • あん摩マッサージ指圧師:2004年7月12日
  • 鍼灸師:2004年7月12日
  • 柔道整復師:2007年3月27日

職歴

・ふたば鍼灸整骨院 2009年2月~2011年8月
・あゆみ鍼灸整骨院 2011年9月~2022年9月
・さくら鍼灸整骨院 2022年10月~

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