【ひざの痛み】太ももの筋肉を鍛える
2024年02月26日
変形性膝関節症の方は、「筋力強化」で、ひざ関節を支えている筋肉を鍛えることが大切です。
筋肉を鍛えると、ひざへの負担を減らすことができます。
ひざを支える筋肉の中でも、特に重要なのが、太ももにある「大腿四頭筋」です。
「大腿四頭筋」には、ひざへの負担を減らす役割があるため、鍛えれば鍛えるほど、ひざの痛みを改善できます。
太ももに力こぶを作る
トレーニング
- 椅子に浅く腰掛ける
- 少し前かがみになる
- 足を真っすぐ伸ばす(ひざに痛みが出ない範囲で)
- 太ももの付け根から足をゆっくりと持ち上げる
- 左右10回ずつ繰り返す
ポイント
- 太ももに力を入れて、力こぶを作りましょう。
- 慣れてきたら1kg程度の重りを足に付けてトレーニングすると効果がアップします。
入浴中もできます
このトレーニングは、入浴中にも行うことができます。カラダが温まると患部の痛みが緩和されるだけでなく、関節や筋肉も柔らかくなります。
お風呂に入っているとき、「大腿四頭筋」の筋力トレーニングを行ってみましょう。
お風呂でトレーニング
- 湯船につかり、浴槽にもたれかかる
- すべらないようにしっかりと手で支える
- かかとを浮かせて、足の裏を浴槽にぴったりとつける
- 両足を突っ張るように、ひざをゆっくり伸ばす
- このとき、太ももに力こぶを作るようにする
- 5秒間、しっかりと浴槽の壁を押す
- 5秒かけて、両足の力を抜く
何歳になっても、トレーニングで 筋肉を増やすことができます。諦めずに頑張りましょう。