【ひざの痛み】3つの原因
2024年02月15日
変形性膝関節症
ひざの痛みを訴える方の9割以上が、「変形性膝関節症」が原因と言われています。
「変形性膝関節症」は、ひざの軟骨がすり減って炎症が起き、関節が変形してしまった状態をいいます。
原因1:運動不足
ひざ関節を支えている 筋肉や軟骨・靱帯は、普段からカラダを動かして、適度な刺激を与えていないと、衰えてしまいます。
意識して運動をして、軟骨や筋肉に 適度な刺激を与えて、ひざ関節の健康を維持しましょう。
原因2:肥満
体重が増えると、ひざに大きな負担が掛かります。歩くときには、体重の約5倍もの負荷が掛かると言われています。ひざに負荷が掛かり続けると、半月板や軟骨を痛めやすいです。
適正な体重を維持することは、健康なひざを保つためにも、とっても大切です。
原因3:加齢
「変形性膝関節症」は、高齢者ほど発症しやすいです。
60歳以上の約6割が 「変形性膝関節症」とも言われています。
クッションの役割をしている関節軟骨や半月板が、年齢を重ねることで徐々にすり減り、炎症が起こり、痛みが現れます。
ひざの痛みは運動療法で
改善できる
ひざの痛みは 99%の方が、手術をせずに 改善しています。
歩くことさえできない重症の方は、手術が必要になることもありますが、中等症・軽症の方は、保存療法で良くなります。
保存療法は、温熱療法・リハビリ・塗り薬・鎮痛薬など、症状に合わせた療法が必要となりますが、最も効果的なのが「運動療法」です。
「運動療法」は、炎症を抑えて、ひざの痛みを改善したり、衰えた筋肉を強化して、再発予防にも繋がります。