【ひざの痛み】運動療法
2024年02月22日
国際関節症学会が
推奨する運動療法
変形性膝関節症の方は、運動療法をお勧めします。
国際関節症学会(OARSI/OsteoArthritis Research Society International)は、変形性膝関節症については、「薬を用いない治療を中心にすること」を推奨しています。
症状の改善に 運動療法を高く評価し、以下を推奨しています。
- 筋力強化
- 有酸素運動
- 可動域拡大
注意:国際関節症学会は、変形性膝関節症の唯一の国際学会です。
筋肉強化
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の強化
有酸素運動
激しい運動は避け、軽めの膝に負荷が掛からない運動
ひざに負担が掛からない範囲で、ウォーキング・自転車・水泳などの運動を日常的に行う
可動域拡大
柔軟性が失われると可動域が狭くなってしまうので、無理をしない範囲で動かす
痛くない範囲で、なるべく足を動かすようにする
大切なことは、無理のない範囲で、できるだけ ひざを動かすことです。
お風呂などで ひざを温めて、炎症を鎮めることも効果的です。
肥満の方は、体重を減らすことが何より有効です。